ヤフオク初心者が稼ぐ方法、まずは手始めに不要品を売って稼ぐやり方
ヤフオクで稼ぐ方法は非常に多種多様ですが、初心者にはどれもむずかしい。そこで、まずは家にある不要品を大量に出品して、少しお小遣い稼ぎをしてみるところから始めます。この記事では、不要品探し、出品、落札者との連絡、発送、取引完了までの流れを画像付きで分かりやすく解説します。
この記事の中身
ヤフオクでの取引の流れ
- 家で不要品を探す
- 商品説明を書いて、出品登録をする
- 落札されたら支払いの完了を待つ
- 支払いが来たら発送して、相手に伝える
- 受取確認が来たら、互いに評価をする
- 取引完了(お小遣い稼ぎに成功)
大雑把に言うと、このような流れになります。ヤフオクでモノを売った経験がない人にとって、少し難しそうな雰囲気ですが、実際にやってみれば大したことはない。
僕も最初は割りとビビってましたからね。例えば、発送したのに相手がお金を払ってくれなかったらどうしようとか、クレーム付けられたらどうしようとか、やってもないのに最初から怖がってばかりでしたから。
ということで、初心者はまず不要品の処分からヤフオクのやり方を学んでください。
なお、まだYahoo!プレミアムに登録していない人は、ヤフオクに出品すら出来ないので、以下の記事を参考に登録してから、こちらの方法をやるのをおすすめします。
家でどのようにして不要品を探すか
人によって状況が違うので一概に言えないのですが、僕の場合はとにかくクローゼットがすごかった。
クローゼットに、いらない服、なんか使ってなさそうなレコード盤、明らかに聞いていないCDやDVD、読んでいないのでホコリをかぶっている漫画や雑誌、本当に使っていないモノばかり出てくるんです。
これは習慣というやつで、部屋を掃除するときに邪魔なものはとりあえずクローゼットに収納することで「掃除した気になっている」というアレです。そうした習慣がクローゼットをゴミ屋敷にしてしまったんですね。
クローゼット、本棚、靴箱、廊下に放置されているダンボール箱、あちこちを探して不要品を集めてみてください。
中には意外と売れそうなモノが出てくるかもしれません。
例を挙げると、
- 革ジャン
- レコード盤
- 絶版の書籍
- 途中まで揃っている漫画
- 白物家電
他にも売れそうなモノはたくさんありますし、ヤフオクは売り方次第でゴミが売れたりする変わった世界なので、一概にこれが売れるとは決められません。
まぁ、この段階では売れる売れないは考えずに、とにかく不要品を集めてください。
不要品の決め方は自分に「これは必要か、不要か?」と問いかけてみて、すぐに「必要!」と言えないモノは不要品として扱います。必要かと聞かれて迷うようなモノは、もう不要品です。
不要品が集まったら出品作業
不要品がそろってきたら、さっそくヤフオク公式サイトに行って、右上にある「出品」をクリックします。
すると、ジャンルを選ぶ画面に来るので、出品するモノに合わせたジャンルを選んでください。
もし、この時自分の出品したいモノのジャンルが分からない場合は、ヤフオクで実際に検索してみることです。例えば、冷蔵庫の場合は実際に「冷蔵庫」と打ち込んで、他の出品のカテゴリを確認するんです。
すると、冷蔵庫は「キッチン、食卓 > 冷蔵庫 >○○リットル」というカテゴリになっていることが分かります。
このようにして、他の似たような出品物のカテゴリを見て、自分の出品するカテゴリを決めれば安心です。
次に、商品の説明を書くことになります。今回は、僕はカイテキオリゴというモノを売ることにしました。効き目は良いのですが体質に合わず、結局使わずに放置されていたので不要品として処理することにしました。
今回、売ろうとしているモノはいわゆる不要品です。不要品は他人から見ても不要品であることが多い。なので、テキトーな売り方をしても、中々売れない事のほうが多いわけです。
だからこそ、商品の説明をしっかりと書くことを心かげたい。そして、今後ヤフオクで稼ぐつもりの人なら、なおさら商品の説明をどのように書くのか、この点は重要なスキルになってきます。
では順番に解説していきます。
タイトル
商品名は、誰が読んでも同じ内容と理解できるタイトルを付けてください。
例えば、レコード盤の場合は「古いジャズの中古のレコード盤」ではなく、「レコード名・作者・レーベル・状態」をしっかりと書いた方が売れやすい。
商品の説明
不要品ですので、簡素な・・悪く言えばテキトーな商品説明では売れません。
ときどき、たったの3行しか書いていない商品説明で売れている場合があるんですが、そういうケースは大抵が商品自体に魅力があっただけです。不要品を売る場合は、まじめに説明を書くべきです。
では、商品の説明には何を書くべきか。
今回、僕が売ろうとしているカイテキオリゴだったら
北の快適工房が販売しているオリゴ糖です。
カイテキオリゴは日本で最も売れている
オリゴ糖食品で、自分も実際に使っていました。
オリゴ糖系の中では一番マトモな効き目があると思います。商品は新品未開封。
150gとなります。賞味期限は2017/08/22です。
こんな感じになります。
食品なので、賞味期限を書いておくと売れやすいですね。
CDの場合だと
CD名
型番:ABCD-1234
フランフラン(FrancFranc)という有名雑貨店がリリースしたCDです。
あのオシャレな店内で流れているセンスの良い音楽が収録されています。
聞き流していても良い感じだし、イヤホンでじっくり聞いても良く出来た音楽です。
【状態】中古品。
中のパッケージ、説明書、ディスク共に新品同様です。
こんな感じで、アピールできるところはアピールしておきます。
ちょっとでも商品に魅力があると感じられるように、工夫して説明を書いてください。大量の商品を売りさばいているショップ出品者の売り方は、あまり真似しないほうが良いです。
販売形式
オークション形式で出品です。これ一択で。
価格設定
開始価格と即決価格がありますよね。
僕の経験上・・、開始価格に1円を設定するのはやめておいた方が良さそうです。モノにもよるのですが、1円だとあまり値段がつかないし、入札されづらいです。
なので、出品しようとしているモノと似たようなモノは無いのかを探して、過去の落札価格を見てください。その価格の7~8割くらいの価格を開始価格にしたほうが、良い感じです。
例えば、僕の場合あるCDを1円スタートで出品したんです。結局、誰も入札せずに終わってしまいました。見に来た人はそれなりにいたのに、何故か入札ゼロ。
その後、開始価格を100円にしてみたら、今度は700円くらいで落札されました。
やはり、1円という値段に敏感な人達は一定数いるということでしょう。
スーパーに行って、国産和牛サーロインステーキが100gあたり100円で売っていたらどうしますか。さすがに安すぎて、みんな気持ち悪がって買いたいと思いませんよ。
オージー・ビーフでも、100gあたり100円はキモいですからね。安くても100gあたり300円くらいじゃないと、安心して買えません。
というふうに、安すぎても人間は心理的な不安を覚える性質があるので、1円スタートにするくらいなら、価格を探してきてつけたほうがいいです。
どうしても1円から始めたい場合は、タイトルを「1円スタートです!商品名」という感じにして、1円という価格をアピールポイントにする方法があります。
その際、どうして1円で開始してOKなのか、理由を書いてみても良いかもしれません。いわゆる「ワケありで安い」という心理を使うんです。
開催期間
オークションの期間を決めます。日数が短すぎると、落札する側から変な目で見られるので、少なくとも1日以上の期間を設定してください。
そして終了時間は午後10~11時を設定します。なぜなら、この時間帯の落札数が一番多いからです。
(他にも自分と同じモノを売っている人がいるなら、その人の終了時間より少し遅い時間を設定するのもアリ)
送料負担
僕は今のところ、落札者負担しか使ったことはありません。
配送方法
- 出品時に送料を入力する
- 落札後に送料を連絡する
2種類あります。小さいものはクリックポスト、ゆうパック、定形郵便などの送料が全国一律の配送方法を使えるので、出品時に送料を入力して大丈夫。
大きい物は落札者の地域によって送料が変わるので、落札後に送料を連絡するという形にします。
決済方法
Yahoo!かんたん決済を設定しておくのは当然です。
余裕があれば、銀行振込も設定しておくと良い。
商品の状態
今回は不要品なので、ほとんどの場合は「中古」になるでしょう。
返品の可否
CDやDVD、レコード盤などは返品可にしたほうが売れやすいです。
ファッションは返品不可にするのが無難です。意外とうるさいので。
で、CDなどで返品可にする場合は、返品できる条件を商品説明に書くことをおすすめします。
条件を書いていなかったら、向こうの言い分だけで返品を受け付けることになってしまって厄介なので。
僕の場合、CDだと「再生できないという不良に限って、返品を受け付けます。」という感じにして対応している。
画像のアップロード
できれば3枚アップしてください。
商品の状態が誰が見てもよく分かるように写真をとって、アップロードします。売れ行きにかなり影響します。
以上のことをすべて設定したら、確認画面へ行ってプレビュー表示の確認をします。
不備がなさそうなら、出品。これで出品作業は完了となりました。あとは落札されるのを待つだけです。
落札されたら
落札されると、このようになっていると思いますので取引ナビへ移動します。
取引ナビにて、落札者から支払情報や住所の連絡が来ているかチェックしてください。
もし連絡が何もなかったら待つだけです。ここを僕も勘違いしていたのですが、ヤフオクは基本的に、落札された後は落札者から連絡があるまで待つだけです。
ほとんどの人は1~2日くらいで連絡をくれます。
たまに取引メッセージで質問が来ることがあるので、その場合は真摯に回答します。
時間が経てば、このように落札者からお届け情報、お支払情報、落札者情報が連絡されてきます。
そして
このように「落札者が支払いを完了しました。」という連絡が来たら、いよいよ発送に移ります。
落札者へ発送する
今回、僕が売ったモノはカイテキオリゴで、大きさはA4以下なのでクリックポストという発送を使います。
クリックポストの使い方は、Googleなどで「クリックポスト」と検索して公式サイトに行きます。
そして「いますぐクリックポストを利用する」をクリック。
クリックポストはYahooJapan IDがあれば使えます。そのままログイン。
注意が出てきますが、そのまま同意する。
クリックポストの公式サイトが開いたら、さっそく「新規発送」です。
内容品はちゃんと書きます。あとから中身なんだっけ・・ってならないように。
信書確認とサイズの確認をして、チェック。
宛先情報は、落札者から来ているお届け先情報をよく見て書きます。ここを絶対に間違えないように。
宛先を書いたら、Yahooウォレットで決済します。
決済確定して、完了。
宛名ラベルをプリンターで印刷します。なお、宛名ラベルを印刷できる時間は限られているので、決済したらすぐに印刷してください。
印刷したら、このように切り取って封筒に貼り付けます。あとはポスト・郵便局へ行って発送するだけ。クリックポストはポストに入れるだけでもOK。
発送が完了したら、落札者に発送連絡をします。
クリックポストは追跡番号が出るタイプなので、クリックポストのサイトへ行って番号をコピペして貼ります。
配送状況確認ページは、郵便局の公式サイトのURLを貼ります。「http://www.post.japanpost.jp/index.html」です。
追跡番号は、クリックポストの発送履歴のお問い合わせ番号をコピペすれば大丈夫。
これで発送連絡が完了しました。あとは落札者から受け取り完了の連絡を待つだけ。
落札者から受け取り連絡が来た
この状態になったら、取引は完了です。
落札者から評価が来たら、落札者に評価を返します。取引がちゃんと完了したなら、評価は「非常に良い」の一択で。
Yahooかんたん決済の受取口座を確認する
基本的に、Yahooかんたん決済で取引をした場合は、ほとんどのケースでちゃんと振り込みされます。
が、念のため受取口座にちゃんと入金されているか見ておきます。
振込 ヤフーケツサイ というのが、ヤフオクの売上です。一定期間ごとにまとまって振込が来ます。
まとめ
以上が、ヤフオクの取引の流れになります。こうして文章にするとかなり長く感じますが、実際にやってみるとそうでもないです。
落札者との連絡も、基本的には作業に近くて緊張せずに行えますし、トラブルもよほどのことがない限りめったにありません。
一度だけ思っていたのと違った、というクレームを受けたことがありますが、真摯に対応したら特に問題なく解決しましたし。
ヤフオクの最初のステージは、不要品を売ることです。
ヤフオクの取引の流れを知り、落札から発送までの作業に慣れることが目的です。
商品の売り方などのテクニックは色々ありますが、基本はだいたい解説できました。ヤフオクに慣れてきたと感じたら、当ブログの中級編を実践してみてください。
中級編は月に3万円以上を稼ぐことを目標にしますが、そのやり方は不要品を売るのとは話が違います。
なぜなら、不要品はもともと家にあったものを売るだけですが、中級編では売るためにモノを購入しなければならない。ここが難易度の高いところです。
売れると思って買ったモノが、売れなければ買った分だけ損になるためです。そうならないように、色々な思考法や仕入れのアイディアを解説していきます。
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