ヤフオクの「注目のオークション」を賢く効果的に使う方法
ヤフーオークションで出品したモノを高確率で落札してもらうために「注目のオークション」というシステムを使うことがあります。しかし、このシステムはやみくもに使いまくれば良いわけではなく、ある程度効果的な使い方がテンプレート化されています。この記事では「注目のオークション」の賢い使い方について解説する。
注目のオークションを使う前に知るべき「キホン」
注目のオークションはヤフオクが用意している出品者のためのシステム。
その機能は単純で、一定額をヤフオクに対して支払うと自分の商品を上位表示させてくれるというものだ。
要するに自分の出品物を、より多くの人に知ってもらう方法としては最も効果のある方法ということ。それが注目のオークションです。
さてと、ここで知っておきたいキホンは以下のことだ。
- カテゴリの中で上位に食い込むのはコストがかなり掛かる
- キーワード検索で上位に食い込むのは意外と簡単
とりあえず、この2つさえ抑えてくれれば問題ない。たったの2つ?
と思うかもしれないが、ヤフオクで注目のオークションを使うときに知っておけばいいのは、この2つです。他にもあるといえばありますが、些細な事です。
さて、カテゴリの中で上位に食い込む。というのはどういうことか。
例えば、すべてのカテゴリ > ファッション > レディースバッグ > ハンドバッグ > 皮革製 > その他 というジャンルの中で検索1位を取ろうと思うとかなりコストが掛かります。
その日の出品状況にもよりますが、1日あたり100円~150円です。更に、カテゴリの中でトップを取ることが本当に大事なのか、この点もコストパフォーマンスを考えるとあまり重要ではありません。
もちろん、取り扱っている商品が高額品で・・売れれば一気に元を取れる、そんな出品をしているのなら別に1日あたり200円のコストを掛けても構わないでしょうし、実際にそのくらいのコストを掛けて出品している人はかなりいます。ただ、ヤフオクを始めてばかりの初心者が、安定してそこそこの価格で売れて、割りと安定した在庫を持っているとは思えません。在庫も少ないし、単価が高い商品も持っていない。そのような状況下で1日100円を超えるコストを掛けるのはあまり賢いとはいえませんよね。
ではどうするか。簡単ですね、キーワード検索で上位に食い込めばいい。
そもそも、キーワード検索とは何でしょうか。ヤフオクの検索窓で、わざわざキーワードを入力して商品を調べるような人は、かなりその商品に対して何らかの感情を持っていてアクションを起こしたいと考えている可能性が高い。自分に置き換えてみてください。
- ぼんやりと「なんか良いバッグ無いかなぁ。」と検索もせずにウィンドウショッピングをしている場合
- 明確に「○○のあのバッグが欲しい、ヤフオクで誰か売っていないか?」という意志を持って検索する場合
どちらの客にアプローチしたほうが売れやすいと思いますか?
当然、明確な意思を持っている人のほうが商品は売りやすい。逆にだたウィンドウショッピングをしているだけの人に商品を売るのは難しい。
このことから、キーワード検索で上位に食い込むようにしましょう。場合によっては1日あたり20円と、最低価格で上位1位を取れることもあります。コスパよく自分の出品物をアピールできるので、注目のオークションを使う時はキーワード上位を狙う。
注目のオークションの使い方と、ライバルの設定を知る方法
注目のオークションは、出品するときに一番下の「PRオプション」から設定することも可能ですが、このやり方はオススメしません。
出品する時はPRオプションは何も設定しないままでOK。
さて、出品したら自分の出品物リストを開きます。
すると右側に「管理」と書いてあります。そこをクリックして開く。
商品のアクセス数が表示され、その下にいくつかの設定オプションが表示される。
注目のオークションを使います。
すると・・、このように自分が出品しているカテゴリで注目のオークションを使っている人たちの設定価格が見ることが出来る。
1位や2位は1日に100円を超えるコストを掛けていることが分かる。だが、あれは魅力的な商品を数多く有している大手がやることで初心者が手を出すべき方法ではない。
今回はキーワード検索で上位を目指すため、自分が出品した商品名を検索して、上位3位のオークションIDをチェックします。
オークションIDは、商品ページを開いてURLの一番後ろを見れば分かる。
そこに表示されているIDと、注目のオークションの設定に並んでいるIDを見比べて、該当しているIDが無いのかをチェックする。
この作業をすることで、自分がいくら出せば、そのキーワードで何位以内に入ることが出来るかが分かります。
僕の今回のケースでは、1位が54円、2位が39円、3位が20円ということが確認できた。よし、とりあえず3位に入ることが出来れば十分に目立つので・・
1日あたり25円に設定しました。
確認すると、利用料金の詳細が自動で計算されて出てくる。問題がなければ、このまま金額設定して支払いを完了させる。
なお、注目のオークションを使う時は出品の残り時間が1日くらいになってから使おう。その方がコスパが良いし、オークションの値段の競り合いはたいてい終了日か、終了間近になって激化する傾向があるからだ。
こうして狙ったキーワードで自分の出品物を、上位3位以内に表示させることに成功。
注目のオークションのまとめ
- オークション残り時間が1日になったら使う
- カテゴリで上位3位を狙うのはコスパが悪いことが多い
- キーワードで上位3位を狙うのは意外と簡単
基本的には、注目のオークションを使う時のキホンはこの3つ。
さて、ここから先は自分で実際にいろいろと試してみて一番売れるパターンを見つけるだけです。もちろん、キーワード上位3位でもそれなりの結果は出せるので、このキホンをそのまま使い続けてもいいのですが、1日100円以上を払ってまでカテゴリ1位を狙う人もいるわけですし、決してこのキホンが「完璧」ではありません。
商品のジャンルや、ライバル商品の状態によって、注目のオークションの効果も変わってきます。
ヤフオクで稼ぐ上で、この注目のオークションは絶対に外せない稼ぐためのテクニックなので必ず使いこなせるようになってください。
「目立つ=正義」です。
注目のオークションを使う際に参考になれば幸いです。
ヤフオクやせどりで稼げるネタを、他にもたくさん公開しているので興味のある方はどうぞ。