ゲーム内アカウントを売却して、一気にリアルマネーを稼ぐ方法
ゲームの通貨を売るのではなく、いっそのことアカウント・IDを売却して稼ぐという方法。継続性には若干欠けているが、稼げる金額自体は大きい。実際のところ、売り方にはいくつか方法があるので、分かりやすく説明する。
ゲーム内アカウントを売る方法・2選
売る方法は限られている。2つしか無い。
- RMT業者に買い取りをしてもらう
- 専用の掲示板やヤフオクを通じて個人売買する
主にこの2つになります。どちらも一長一短あるので、分けて詳しく解説します。
RMT業者の買い取りを使う
リアルマネートレードを扱っている業者は、ゲーム内通貨だけでなく、ゲーム内アカウントも取り扱っています。
ただ、色々と調べていると、RMT業者による買い取りはちょっとカモにされている気もするのですが、個人売買が不安な人にとっては、使える手段ではあります。
アカウントを売るなら、マツブシというサイトがオススメです。他にも色々ありますが、マツブシが一番マトモです。
で、そのマツブシというサイトではいわゆる人気MMORPGのほとんどのタイトルで、アカウントの買い取りを行っていますが、準備中のタイトルも多いです。
FF14、TERAなどの大型タイトルだと買い取りを行っています。例にFF14を取り上げます。
このように、LV50から買い取りを行っています。査定に掛ければ、おおよその価格が出ますと思いますが、自分の思っていた価格で買い取ってくれるかどうかは分かりません。
とりあえずさっさとアカウントを売却したい。という場合なら、RMT業者を利用すればいいと思いますが、高く売りたいなら個人売買を使わないと厳しいと思います。
というのは、RMT業者が買い取りを行っているのは、売却するためです。少し考えれば分かることですし、実際に調べてみれば、「なるほど・・。」と気づきます。
RMT業者を使った売却は、かなりの高確率でカモられている可能性があるんです。例を見てみますね。
この91000円で落札された、FF14の廃アカウント。90000円ですよ・・、すさまじい価格ですよね。でも売れている。
そして、このアカウント。実は
わかりましたか?
そうなんです。このアカウントはRMT業者が販売しているんです。ということは、買い取ったアカウントを別の場所で再販売、つまり転売しているんです。
これがRMT業者を使って売却するときのリスクです。本当はもっと高い価格で売れたはずが、買取業者に売ってしまうと割安で買い叩かれてしまう。
いったいいくらで買い取ったのか、それは知る由もないのですが、スタート価格を見てみればある程度は分かります。
開始価格は68000円。ということは、おそらく5~6万円くらいで買い取ったのでしょう。そして、こちらで91000円で落札。
その差額は23000~40000円。なかなか美味しい商売していますね。自分でアカウントを育てずに、買い取って別の場所で転売。
こういうやり方もあるということです。
ということで、RMT業者に売る方法は、転売されることを前提に利用しましょう。彼らも商売ですからね。
個人売買を通じて、適正価格でアカウントを売却する方法
買取業者は、基本的に買った後に売って、その差額で稼いでいる人たちです。なので、基本的に安く買い叩かれます。
自分のアカウントを適正価格で売却したいと考えるなら、やはり個人売買です。
やり方は至って簡単。ヤフオクを使うのが手っ取り早いです。
実際にどのくらいの価格で取引されているのか、ヤフオクで見てみます。ヤフオクに行って「FF14 アカウント」と検索すると。
このように、万単位で取引されています。さて、次に実際にどれくらい売れているのかを調査します。
「FF14 アカウント」の落札相場を確認すれば、ちゃんと売れるのかどうかがはっきりします。
右側の落札日を見ると、かなり定期的に取引が実行されています。アカウントの売買は、1日に1回くらい取引が成立しているなら十分です。
中には10万円超えの記録もあります。FF14はこのくらいの値段がつくんですから、まだまだ人気ゲームと言えます。
さて、これでアカウントの売買はヤフオクで行った方が賢いというのが分かったと思います。RMT業者はどこかに売ることを目的としてアカウントを買っている人たちです。
それに比べて、ヤフオクでアカウントを買っている人たちは、基本的に廃アカウントが欲しくて買っているわけです。確かに、中には割安でオークションに出回るアカウントもあるかもしれませんが、そういうアカウントも、本気で欲しいと思っている人たちに見つかれば、すぐに適正価格がつくので安心です。
次はヤフオクで売却するときの注意点を書いていきます。
開始価格はなるべく適正価格に近い値段設定を
まず、ヤフオクで売るということは「高く売りたい」から。ですよね。
なのに、そこで安く売ってしまっては意味が無いのです。だからこそ、初期価格には絶対に1円を付けてはいけません。
必ず、自分のアカウントの状態に似た落札記録を見つけて、それに近い価格にします。
例えば、自分の持っているアカウントがALLカンストで、4000万ギルを持っているなら、過去の記録や他のオークションで、似たようなアカウントが取引されていないか探すんです。
必ず似たようなアカウントがあるはず。ALLカンスト・600万ギル、とか。そういうアカウントを見つけたら、あとは差額を換算して価格をつけるだけです。
この場合は、所有ギルが違うだけなのでその分の差額を計算すればいい。FF14の場合は、だいたい10万ギルあたり50円が相場なので、差額3400万ギル=17000円を上乗せした価格設定にすればOK。
ギルの価格はサーバーによって違うので、そのあたりは他の相場をよく見て決めてください。
人気のあるChocoboサーバーだと、10万ギルあたり70~100円です。逆に人気のないサーバーだと25~45円くらいに下がってしまいますので注意。
他の人の相場をよく調べて、価格を決めてください。
それでも適正価格が間違っていたらどうなるの?
ちゃんと調べたはずなのに、実は適正価格では無かった。なんてこともあるかもしれません。
さて、適正価格よりも高すぎる設定の場合は、売れないだけなので特に問題ないのですが、怖いのは適正価格より安い設定にしてしまった場合です。
これは価格にもよりますが、ヤフオクだと本気で欲しい人が買い物をしていることが多いので、案外大丈夫だったりします。
例を出します。
開始価格をよく見てください。特に3番めのアカウント。開始価格は禁断の1円です。
それでも、最終的な価格は132000円と、かなりの値段をつけて終了しています。ただ、この1円からの13万円は、ちょっと珍しいケースです。
4億5700万ギルという圧倒的なギルの多さが、この価格をつけたのでしょう。4億5700万は、つまり10万ギルあたり28.8円です。これが売れた理由でしょう。
10万ギルあたり約29円というのは、ほぼ最低レートです。
まぁこの特殊な例に限らず、他のケースを見ても、だいたい適正価格がつくものです。
開始価格3万円のアカウントも、最終的に115000円。
8万円や7万円のアカウントも、最後には2倍近い価格で取引を終えています。
要するに、初期価格を多少間違えても、大事にはならない可能性のほうが高いので安心ですね。
本気で欲しい人というのは、理性よりも感情で動いているので、このようなかなりの高値で落札されるのです。
まとめ
RMT業者に売る場合は、転売される可能性が非常に高く、適正価格よりも安く買い叩かれることが多い。
個人売買の場合、適正価格で売ることが可能で稼ぎやすいが、ヤフオクを使う必要が有るため、手間が少し掛かります。
僕のおすすめはやはり個人売買です。せっかく育てたアカウントを安く買い取られては悲しいです。本気で欲しいと考えている人に適正価格で買い取ってもらったほうが良いです。
途中で1円スタートでもすさまじい値段が付いている例を出していますが、あれは真似しちゃダメですよ。ある程度の適正価格は見当をつけてちゃんとした初期価格を付けてください。
ヤフオクのやり方が分からないという人はこちらの記事をどうぞ。
→ ヤフーオークションの始め方、Yahooプレミアム登録のやり方